構成文化財

小樽市

手宮線跡及び附属施設

てみやせんあとおよびふぞくしせつ

手宮線跡は、「北海道で最初」の鉄道として、小樽港から幌内(現・三笠市)の良質な石炭を積み出すことを目的とした官営幌内鉄道の最初の開業区間として敷設された。1880(明治13)年11月28日、小樽の手宮-札幌間、1882(明治15)年に幌内までの全線が開通し、石炭輸送が開始した。石炭をはじめ様々な物資の輸送、旅客運搬にも利用され、近代日本の産業発展に貢献した。北海道開拓においても重要な役割を担っていたが、1962(昭和37)年に旅客営業が廃止され、1985(昭和60)年に廃線となった。市内中心部には、鉄道施設を残したオープンスペースとして整備され、散策路として市民、観光客に親しまれている。

手宮線跡
所在地小樽市色内1丁目9-5付近
アクセス【札幌から】
車:約50分(札樽自動車道経由)
JR:約1時間(函館本線)
バス:約1時間10分(高速バス)

【旭川空港から】
車:約2時間50分(道央自動車道→札樽自動車道)
JR:約3時間50分(空港リムジンバス→函館本線)
お問い合わせ小樽市建設部公園緑地課
電話番号 0134-32-4111

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