月形町
炭鉄港ストーリー
1880(明治13)年、福岡藩出身で内務官僚だった月形潔を団長とする集治監選定の調査団が来道、1881(明治14)年9月3日、政治犯などを収容し北海道を開拓する目的で樺戸集治監(当時の刑務所)が国内で3か所目の集治監として設置されました。集治監の開設に伴い、一帯には看守やその家族も移り住み、輸送や物資の納入などに関わる出先も増えていきます。 囚人たちによって原野は田畑へと開拓され、1887(明治20)年から空知集治監(三笠)との共同事業により国道12号線の前身である上川道路、網走へ続く北見道路、樺戸と市来知を結ぶ樺戸道路、さらに月形と増毛を結ぶ増毛道路などが開かれていき、開拓の礎を作っていきました。その後1919(大正8)年、囚人の減少や過酷な外役の事故への批判が強まったことなどによって樺戸集治監は廃監となりました。 その後1935(昭和10)年、札幌から沼田へ繋がる鉄道、札沼線が敷かれたことで月形は監獄のまちから農業のまちへと大きく舵を切りました。農家の集落が増えると共に商店なども増え、米に加えて花き栽培、メロンやスイカ、トマトなどの果菜栽培も進み今日の月形の農業へと続きます。1973(昭和48)年には月形少年院が設置され、1983(昭和58)年には、東京都の中野刑務所の廃庁に伴い、月形刑務所が開庁したことで月形は再び「矯正のまち」として歩んでいます。
1880(明治13)年、福岡藩出身で内務官僚だった月形潔を団長とする集治監選定の調査団が来道、1881(明治14)年9月3日、政治犯などを収容し北海道を開拓する目的で樺戸集治監(当時の刑務所)が国内で3か所目の集治監として設置されました。集治監の開設に伴い、一帯には看守やその家族も移り住み、輸送や物資の納入などに関わる出先も増えていきます。 囚人たちによって原野は田畑へと開拓され、1887(明治20)年から空知集治監(三笠)との共同事業により国道12号線の前身である上川道路、網走へ続く北見道路、樺戸と市来知を結ぶ樺戸道路、さらに月形と増毛を結ぶ増毛道路などが開かれていき、開拓の礎を作っていきました。その後1919(大正8)年、囚人の減少や過酷な外役の事故への批判が強まったことなどによって樺戸集治監は廃監となりました。 その後1935(昭和10)年、札幌から沼田へ繋がる鉄道、札沼線が敷かれたことで月形は監獄のまちから農業のまちへと大きく舵を切りました。農家の集落が増えると共に商店なども増え、米に加えて花き栽培、メロンやスイカ、トマトなどの果菜栽培も進み今日の月形の農業へと続きます。1973(昭和48)年には月形少年院が設置され、1983(昭和58)年には、東京都の中野刑務所の廃庁に伴い、月形刑務所が開庁したことで月形は再び「矯正のまち」として歩んでいます。
空から見た月形町
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観光・飲食情報
観 光
月形樺戸博物館
樺戸集治監の開監から廃監までの39年間の歩みを豊富な歴史資料や精巧なジオラマでドラマチックに展示・再現している博物館です。 月形町の町名は、樺戸集治監の初代典獄に就任した月形潔氏の名前から付けられました。
所 在 地 | 北海道樺戸郡月形町1219番地 |
入 館 料 | 小学生・中学生 100円(個人) 50円(団体) 高校生・大学生 150円(個人) 100円(団体) 一般 300円(個人) 250円(団体) |
開館期間 | 3月20日~11月30日 |
開館時間 | 9:30~17:00 |
イベント
つきがた夏まつり
月形町の真夏を彩るおまつりです。例年、ステージショーや農産物販売、迫力満点の花火大会などで盛り上がります。会場は皆楽公園エリアなのでキャンプや温泉の計画と一緒にお楽しみいただけます。
観 光
月形町皆楽公園
27haの広大な水辺空間には、キャンプ場やバーベキューコーナーなどがありアウトドア体験が楽しめます。また隣接して、月形温泉ゆりかごや月形温泉ホテル、農産物直売所も揃い、ファミリーでゆったりとした時間を過ごせる観光スポットです。
観 光
つきがた温泉ゆりかご
皆楽公園内にある日帰り温泉。露天風呂や寝湯、バイブラバス、介護用シャワーチェアー、サウナなど充実した設備が自慢です。 泉質は塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)で、優しい肌触りが特徴。美肌効果があると評判です。
所 在 地 | 北海道樺戸郡月形町81-10 |
入 館 料 | 大人550円 小学生250円 |
休 館 日 | 毎月第3火曜日 ※祝日の場合は翌週 |
※開館時間は公式サイトをご覧ください
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