構成文化財
三笠市
住友奔別炭鉱立坑櫓・周辺施設
すみともぽんべつたんこうたてこうやぐら・しゅうへんしせつ
【住友奔別炭鉱専用線鉄橋橋台】
幾春別駅から奔別炭鉱選炭機までの専用線が、道道116号をオーバークロスするための跨道橋。
【住友奔別炭鉱立坑】
深部区域の総合開発のため、ドイツGHH社から技術導入して三菱造船(株)が製作した立坑で、1960(昭和35)年に稼働を開始し、1971(昭和46)年の閉山まで使用された。捲上深度650m、掘削深度735m、立坑櫓高さ51m。一つの立坑シャフトの中に、原炭輸送のスキップと、人員炭車用のケージが一対ずつ入る特異な形式で、巻室は東西に左右対称に配置されている。
【住友奔別炭鉱選炭施設】
立坑建設前から稼働しているものに、立坑建設に合わせて増強された部分が加わり、混在して残されている。最大施設は精炭ホッパーで、立坑建設前にあったホッパーの西側に増設され、長さ100m・幅13m・高さ20m、3レーン分の積み込み線路を有していた。精炭ホッパーの北側の裏手山側には、選炭施設基礎部の遺構(選炭機・シックナー・ボイラー煙突・原炭ポケット)がある。
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- 駐車場あり
所在地 | 三笠市幾春別町 |
アクセス | 【札幌から】 車:約1時間(道央自動車道経由) バス:約1時間30分(高速バス) 【旭川空港から】 車:約1時間50分(国道38号線経由) JR:約2時間50分(空港リムジンバス→函館本線→岩見沢→バス) |
見学 | 遠望のみ |
お問い合わせ | 三笠ジオパーク推進協議会 電話番号 01267-2-3997 |