構成文化財

小樽市

北炭ローダー基礎

ほくたんろーだーきそ

鉄道で運んだ石炭を船に積み込むためのベルトコンベア―の機械を据え付けていた基礎部分である。1939(昭和14)年、手宮に建設され、石炭積み出しがピークを迎えた昭和30~40年代にかけて大きな役割を果たした。小樽築港地区の石炭積み出し施設が1970(昭和45)年に操業停止した後も稼働を続けたが、1980(昭和55)年から休止、1985(昭和60)年、手宮線の廃止とともに撤去され、現在では台座のみが残る。小樽港に唯一現存する石炭積み出しの痕跡である。

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北炭ローダー基礎
所在地小樽市手宮1丁目4-1付近
アクセス【札幌から】
車:約50分(札樽自動車道経由)
JR:約1時間(函館本線)
バス:約1時間10分(高速バス)

【旭川空港から】
車:約2時間50分(道央自動車道→札樽自動車道)
JR:約3時間50分(空港リムジンバス→函館本線)
見学遠望のみ
お問い合わせ小樽市産業港湾部観光振興室日本遺産担当
電話番号 0134-32-4111

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