構成文化財
夕張市
採炭救国坑夫の像
さいたんきゅうこくこうふのぞう
軍需生産美術推進隊彫塑班の中村直人氏(二科会会員)らにより、1944(昭和19)年に制作されたコンクリート製大型塑像(高さ3.63m)。資材入手が困難な上、1週間以内の完成期限や屋外制作といった条件の下で、関係者は完成までに非常に苦労したと伝えられる。当初は「進発の像」と呼ばれたが、戦後、石炭増産が経済復興を進める上で最重要課題となる中で「採炭救国坑夫像」と呼ばれるようになった。戦時美術品として美術史的にも価値がある。
- 施設専属ガイドあり(有料)
- 駐車場あり
所在地 | 夕張市高松7番地1 |
アクセス | 【札幌から】 車:約1時間30分(道央自動車道経由) バス:約2時間(高速バス) 【旭川空港から】 車:約2時間30分(道央自動車道経由) バス:約4時間30分(札幌経由※JR併用) |
見学 | 遠望のみ |
お問い合わせ | 夕張市教育委員会 電話番号 0123-57-7581 |