小樽の港湾(3)
概要 |
明治2年(1869年)に明治政府が開拓使を設置し本府を札幌に定めると、札幌へ向かう人・物資はほぼ小樽の港を経由することになり、重要性が一気に高まった。明治15年(1882年)には幌内鉄道の小樽(手宮)-幌内間が全通、石炭の積み出しが始まるとともに、流通の集積地としてさらに発展。明治32年(1899年)、外国貿易港に指定(開港場)。明治41年(1908年)年、今も役割を果たし続ける北防波堤が竣工した。 |
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自治体 | 小樽市 |
種別 | 炭鉱 港湾 鉄道 |
メディア | 写真 |
分野 | 産業 労働 暮らし・行事 その他 |
年代 | 昭和初期(1926~1945) 昭和中期(1946~1967) 年代不明 |
説明 | 北日本汽船の樺太東海岸航路図。同社は大正3年(1914年)、大阪商船を中心に複数の海運業者が合同して設立。小樽と樺太を結ぶ定期航路を運航した。現在の商船三井もルーツの一つ。 |
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資料番号 | 01_n_003_0002 |
撮影年 | 不明 |
所蔵 | 小樽市総合博物館 |
説明 | 北日本汽船は、本店を樺太に置き、小樽に営業所を設けた。写真は樺太の船客待合所。 |
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資料番号 | 01_n_003_0003 |
撮影年 | 不明 |
所蔵 | 小樽市総合博物館 |
説明 | 色内の北日本汽船営業所。1990年代まで使われていた。現在のホテルノルド小樽付近。 |
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資料番号 | 01_n_003_0004 |
撮影年 | 昭和 |
所蔵 | 小樽市総合博物館 |
説明 | 昭和14年(1939年)に設置された逓信省小樽海員養成所。国立小樽海上技術短期大学校の前身。 |
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資料番号 | 01_n_003_0008 |
撮影年 | 昭和16年(1941年) |
所蔵 | 小樽市総合博物館 |
説明 | 昭和11年(1936年)完成の小樽築港の石炭荷役施設。1時間に600トンを船積みできるローダー2基、トランスポーター3基、カーダンパー2基を備え、国内では室蘭港と並ぶ最新の性能を持つ施設だった。 |
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資料番号 | 01_n_003_0009 |
撮影年 | 昭和初期 |
所蔵 | 小樽市総合博物館 |
説明 | 小樽築港のトランスポーター。昭和40年代には、石炭積み出しが苫小牧港に集中、ローダーなどの設備は新しいベルトコンベヤー方式に比べ効率が劣り始め、昭和45年(1970年)に石炭積み出しが終了した。 |
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資料番号 | 01_n_003_0010 |
撮影年 | 昭和 |
所蔵 | 小樽市総合博物館 |
説明 | 小樽築港のカーダンパー。石炭を積んだ貨車を車体ごと傾けて下部のホッパー(貯炭槽)に一気に落とす装置で、1時間に900トンの石炭を扱うことができた。 |
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資料番号 | 01_n_003_0012 |
撮影年 | 昭和戦後 |
所蔵 | 小樽市総合博物館 |