室蘭の街並み(1)

概要

開港の地であるトキカラモイ波止場を起点に札幌と室蘭を結んだ札幌本道沿って市街地が形成された。海産物や雑貨を扱う問屋が多い海岸町と明治24年(1891年)に丸井今井室蘭支店の創業により商業地となった大町通は、政治、経済、交通などの中心地として室蘭の発展をリードし続けた。浜町には飲食店が軒を連ね、夜になるとカフェやバーのネオンが灯り一大歓楽街としてにぎわいを見せた。

自治体 室蘭市
種別 鉄鋼 港湾 その他
メディア 写真
分野 産業 暮らし・行事 その他
年代 大正以前(~1911) 大正(1912~1925) 昭和初期(1926~1945) 昭和中期(1946~1967)
説明 トキカラモイと札幌通1丁目。この地点から札幌へ続く道が開かれた。
資料番号 02_n_020_0001
撮影年 明治30年(1897年)
所蔵 室蘭市
説明 千歳町から大町、常盤町を望む。
資料番号 02_n_020_0002
撮影年 明治30年(1897年)
所蔵 室蘭市
説明 海岸町の街並み。
資料番号 02_n_020_0003
撮影年 明治42年(1909年)
所蔵 室蘭市
説明 室蘭町役場。常盤町に初めて独立庁舎が完成。
資料番号 02_n_020_0004
撮影年 明治 年代不明
所蔵 室蘭市
説明 海岸町桟橋周辺。
資料番号 02_n_020_0005
撮影年 明治43年(1910年)
所蔵 室蘭市
説明 海岸町のにぎわい。北海道炭礦鉄道(後の北海道炭礦汽船)が埋め立てた現在の海岸町3丁目付近。
資料番号 02_n_020_0006
撮影年 明治 年代不明
所蔵 室蘭市
説明 札幌本道沿いの市街地は「札幌通り」と呼ばれた。写真は札幌通り建設のテント村。現在の母恋北町付近の風景。
資料番号 02_n_020_0007
撮影年 明治 年代不明
所蔵 栗林商会
説明 明治45年(1912年)に竣工した室蘭駅。左側の2階建ての洋館は公会堂。1階は本州からの移民の事務手続きなどを行う移民休憩所、2階は政財界人の社交場だった。
資料番号 02_n_020_0008
撮影年 大正6年(1917年)
所蔵 室蘭市
説明 室蘭駅と現在の海岸町3丁目周辺。3代目室蘭駅舎の屋根と煙突が見える。
資料番号 02_n_020_0009
撮影年 大正8年(1919年)
所蔵 室蘭市
説明 海岸町の埠頭の先端部にあった函館税関室蘭支署。明治34年(1901年)新築された。
資料番号 02_n_020_0010
撮影年 大正12年(1923年)
所蔵 室蘭市
説明 千歳町交差点付近。測量山の山すそに室蘭の市街地が開けている。
資料番号 02_n_020_0011
撮影年 昭和元年(1926年)
所蔵 室蘭市
説明 昭和元年頃の本輪西。
資料番号 02_n_020_0012
撮影年 昭和元年(1926年)
所蔵 栗林商会
説明 昭和10年代の母恋。明治40年(1907年)の日本製鋼所建設により、山は削られて平坦地になり、海は埋め立てられて工場用地となった。
資料番号 02_n_020_0013
撮影年 昭和10年代
所蔵 室蘭市
説明 昭和6年(1931年)に仏坂(現在のNHK室蘭放送局の場所)に建設された旧室蘭市役所庁舎。
資料番号 02_n_020_0014
撮影年 昭和6年(1931年)
所蔵 室蘭市
説明 港町の雰囲気が漂う海岸通。右側の白い建物は西洋料理店「ブラザー軒」で、屋上に展望室がある。樹木に覆われた左側の建物は料亭「室川」と「よし兼」。
資料番号 02_n_020_0015
撮影年 昭和11年(1936年)
所蔵 室蘭市
説明 写真中央で旗が立つ白い建物が、丸井今井室蘭支店。この通りは、明治24年(1891年)の丸井今井出店以降、室蘭を代表する商店街に発展した。
資料番号 02_n_020_0016
撮影年 昭和13年(1938年)
所蔵 室蘭市
説明 戦前の大町。
資料番号 02_n_020_0017
撮影年 昭和13年(1938年)
所蔵 室蘭市
説明 大町の商店街のにぎわい。
資料番号 02_n_020_0018
撮影年 昭和初期
所蔵 栗林商会
説明 旧港町の街並み。旅館、運輸業者、問屋などが軒を連ねていた。
資料番号 02_n_020_0019
撮影年 昭和30年(1955年)
所蔵 室蘭市
説明 浜町銀座入口。寿司、天ぷら、そばなどの飲食店、カフェやバーなどが立ち並ぶ繁華街だった。
資料番号 02_n_020_0020
撮影年 昭和30年(1955年)
所蔵 室蘭市
説明 浜町銀座。看板にある香蘭は、室蘭の造り酒屋・小林酒造の商品名。最盛期には年間約1万石(一升瓶100万本)が生産された北海道を代表する銘酒。
資料番号 02_n_020_0021
撮影年 昭和30年代
所蔵 室蘭市