小樽のスポーツ

概要

明治から大正にかけて、小樽が北海道の経済・産業の中心として進化するのに伴い、スポーツ界も発展した。明治中期には小学校の連合運動会は定着し、漕艇大会、自転車競技会なども人気を集めた。明治43年(1910年)には、ストックホルム五輪の予選会が手宮競技場で行われ、長距離走の佐々木政清が全国大会に出場、金栗四三とともに当時の世界記録を出した。スキーも国内初の大会が小樽で開催されている。 

自治体 小樽市
種別 その他
メディア 写真
分野 暮らし・行事 芸術・スポーツ
年代 大正以前(~1911) 大正(1912~1925)
説明 明治30年(1897年)の実業運動会。商店などで働く若者たちが参加した。スタートラインは荒縄、中央のスターターが持つのは本物の村田銃。
資料番号 01_n_022_0001
撮影年 明治30年(1897年)
所蔵 小樽市総合博物館
説明 小樽公園で行われた小樽双輪倶楽部主催の自転車競走大会。小樽では明治30年(1897年)ころから自転車が流行し、自転車競技会は連合運動会と並ぶ人気の大会だった。
資料番号 01_n_022_0002
撮影年 明治43年(1910年)
所蔵 小樽市総合博物館
説明 小樽公園でスケートを楽しむ子供たち。リンクは、グラウンド(後の桜が丘球場)に散水し結氷させた。靴の貸し出しも行われ、昭和30年代は多くの児童が楽しんだが、昭和後期に中止となった。
資料番号 01_n_022_0007
撮影年 昭和
所蔵 小樽市総合博物館
説明 緑ヶ丘で開かれた第1回全日本スキー選手権大会。国内では最も歴史のある公式スキー大会で、昭和後期までオリンピック派遣選手選考会を兼ねていた。小樽スキー連盟の前身である小樽スキー倶楽部が誘致した。
資料番号 01_n_022_0011
撮影年 大正12年(1923年)
所蔵 小樽市総合博物館