採炭方式の移り変わり

概要

炭層は、傾斜、厚さ、ガス量、断層の有無などで採掘する条件が異なってくる。特に夕張の炭層は厚い層が多く、開発当時から様々な研究が行われてきた。ツルハシ掘りから始まった採炭は、発破採炭などを経て、機械化された採炭へ進む。夕張でも採炭を合理化する研究が熱心に行われ、カッペと鉄柱を用いたカッペ採炭法は、採炭技術に大きな革新をもたらした。

自治体 夕張市
種別 炭鉱 その他
メディア 写真 印刷物
分野 産業 労働
年代 大正以前(~1911) 大正(1912~1925) 昭和初期(1926~1945) 昭和中期(1946~1967) 年代不明
説明 夕張炭鉱の労働者たち。中には10代と思われる少年たちの姿が見える。
資料番号 03_n_005_0001
撮影年 明治中期 撮影年代不明
所蔵 夕張市
説明 夕張炭鉱でツルハシを使った手掘り採炭の様子。
資料番号 03_n_005_0002
撮影年 明治時代 撮影年代不明
所蔵 夕張市
説明 アイゼンバイス截炭機による採炭。
資料番号 03_n_005_0003
撮影年 明治44年(1911年)
所蔵 夕張市
説明 ウォーターライナー鑿岩機。夕張では開削のため、明治41年(1908年)にこの機械が8台導入された。
資料番号 03_n_005_0004
撮影年 明治44年(1911年)
所蔵 夕張市
説明 明治44年に夕張に導入されたインガーソル社製の鑿孔機リットル・ジャップによる採炭。
資料番号 03_n_005_0005
撮影年 明治44年(1911年)
所蔵 夕張市
説明 夕張24尺層と言われる石炭の大露頭。6尺、8尺、10尺の3枚の炭層が重なる。現在は、北海道指定天然記念物となっている。
資料番号 03_n_005_0006
撮影年 昭和10年代 撮影年不明
所蔵 夕張市
説明 夕張炭鉱のコール・ピックを使った採炭切羽。
資料番号 03_n_005_0007
撮影年 昭和30年代 撮影年不明
所蔵 夕張市
説明 コール・カッターを使用して炭壁の下盤に切削溝を入れる「透かし」と呼ばれた作業。
資料番号 03_n_005_0008
撮影年 昭和30年代 撮影年不明
所蔵 夕張市
説明 「夕張礦採炭場略図」 6尺・8尺・10尺の3炭層の採炭場が詳細に描かれている。
資料番号 03_n_005_0009
撮影年 昭和初期 撮影年不明
所蔵 夕張市