夕張の労働者

概要

戦後、労働運動の波が押し寄せ、メーデーでは様々なプラカードを掲げ鉱員らが市街地を練り歩いた。空知の石炭産業は、昭和35年前後には戦前の生産量まで回復して大いに栄えた。その一方で、国は石油へのエネルギー政策の転換を進める。炭鉱の合理化が進み、中小炭鉱の経営は悪化した。そうした中、炭労の「石炭政策転換闘争」(政転闘争)が始まり、夕張も激しい時代のうねりに巻き込まれていく。

自治体 夕張市
種別 炭鉱 その他
メディア 写真
分野 産業 労働 暮らし・行事 その他
年代 昭和中期(1946~1967) 年代不明
説明 メーデーのデモ行進の様子。プラカードを掲げた参加者が錦橋を渡って市内を練り歩いた。
資料番号 03_n_016_0001
撮影年 昭和24年(1949年)ころ
所蔵 夕張市
説明 第20回メーデーの様子。「人民政府の樹立」と書かれたプラカードを掲げている。
資料番号 03_n_016_0002
撮影年 昭和24年(1949年)
所蔵 夕張市
説明 5月1日の第20回メーデーの様子。
資料番号 03_n_016_0003
撮影年 昭和24年(1949年)
所蔵 夕張市
説明 第21回メーデーの様子。夕張第一小学校の校庭で開催された。
資料番号 03_n_016_0004
撮影年 昭和25年(1950年)
所蔵 夕張市
説明 第21回メーデーの参加者たち。プラカードでは、当時の吉田茂内閣を糾弾している。
資料番号 03_n_016_0005
撮影年 昭和25年(1950年)
所蔵 夕張市
説明 第21回メーデーの一コマ。夕張炭鉱労働組合のプラカードには、当時の吉田茂首相を揶揄する風刺画が描かれている。
資料番号 03_n_016_0006
撮影年 昭和25年(1950年)
所蔵 夕張市
説明 第21回メーデーの様子 この年は国鉄追分保線区の廃止反対も大きな議題だった
資料番号 03_n_016_0007
撮影年 昭和25年(1950年)
所蔵 夕張市
説明 第24回メーデーの様子 企業の合理化反対や前年に施行された破壊活動防止法(破防法)の撤廃を訴えた。
資料番号 03_n_016_0008
撮影年 昭和28年(1953年)
所蔵 夕張市
説明 本町3丁目に新築された夕張市労働会館。
資料番号 03_n_016_0009
撮影年 昭和20年代 撮影年不明
所蔵 夕張市
説明 労働組合の政転闘争(政策転換闘争)。
資料番号 03_n_016_0010
撮影年 昭和30年代 撮影年不明
所蔵 夕張市
説明 労働会館は洋画専門の映画館としても人気があった。
資料番号 03_n_016_0011
撮影年 昭和40年代初め 撮影年不明
所蔵 夕張市